100均で作る高見えくるみボタンストラップ!裏側処理と簡単アレンジ
お気に入りのハギレやお気に入りのキャラクター生地を使って、世界にひとつだけのオリジナル小物を手軽に作れるアイテムとして、ハンドメイドファンの間で根強い人気を誇るのがくるみボタンストラップです。裁縫道具をほとんど使わずに短時間で完成するため、手芸初心者から上級者まで幅広い層に親しまれています。
特に最近は、ダイソーやセリアなどの100均ショップで手に入るパーツのクオリティが飛躍的に向上しており、わずか数百円の予算で雑貨店に並んでいるような本格的な仕上がりが目指せるようになりました。愛着のある余り布の有効活用はもちろん、推しのメンバーカラーを取り入れたオリジナル推し活グッズの作成まで、その応用範囲は無限大に広がっています。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:ダイソー・セリアのくるみボタン製作キットを活用すれば、特別な道具なしで誰でも10分程度で高見えストラップが自作可能。
- 要点2:完成度を左右する「裏側の処理」は、フェルト貼りや2個組み合わせる両面仕様を取り入れることで既製品レベルの美しさに仕上がる。
- 要点3:リボンの挟み込みやワンポイント刺繍、キーホルダー金具へのアレンジにより、余り布の活用から本格的な推し活グッズ制作まで幅広く楽しめる。
【100均で揃う】ダイソー・セリアのくるみボタンキットと必要な材料

くるみボタンストラップ作りを始めるにあたり、高価な専門道具を買い揃える必要はありません。身近な100円ショップ(ダイソー・セリア・キャンドゥなど)の手芸コーナーへ行けば、必要な基本パーツがすべて揃います。
初心者に特におすすめなのが、押し込み用の打ち具と型紙がセットになったくるみボタン作成キットです。サイズ展開も豊富で、ストラップ用としては存在感と使い勝手のバランスが良い直径27mm〜38mm前後のサイズが定番人気を集めています。
制作にあたって準備しておきたい基本アイテムは以下の通りです。
・くるみボタンキット(金具・打ち具・型紙プレート入り)
・お好みの布(ハギレ、クロス、リメイクしたい古着など)
・ストラップパーツまたはボールチェーン(カニカン付きが便利)
・リボンやレース(幅6mm〜10mm程度の平織りテープが最適)
・手芸用ボンドまたは布用両面テープ
・布切りバサミ
ダイソー製品はパーツの入り数が多くコストパフォーマンスに優れており、セリア製品はアンティーク調の金具やマットな質感のパーツなど、デザイン性の高いバリエーションが充実している点が大きな魅力です。
【完全手順】初心者でも失敗しないくるみボタンストラップの基本の作り方

専用の打ち具を使ったくるみボタンの組み立ては、コツさえ掴めば非常にシンプルです。失敗を防ぐための基本ステップを順を追って確認していきましょう。
まずは生地の裁断からスタートします。キットに付属している丸型の型紙に合わせて布に印をつけ、布切りバサミで丁寧にカットします。柄のある生地を使う場合は、完成時にボタンの中央へ見せたいモチーフがしっかりと配置されるよう、型紙の位置決めを慎重に行うのがポイントです。
次に、シリコンやプラスチック製の打ち具の台座にカットした布を表を下にして敷き、その上からボタンの表面パーツ(皿状の金具)を押し込みます。布の端を内側に均等に折りたたみ、シワが寄らないよう指先で整えておきます。
ここでストラップ用金具を取り付けるための下準備を行います。ボタン裏側の足(ループ状の突起)に、輪にしたリボンやコードを通しておきます。このリボンがストラップ紐を繋ぐジョイント部分となります。
最後に裏蓋パーツを重ね、付属の押し込みパーツを使って真上から「パチン」と手応えがあるまで垂直に体重をかけて押し込みます。台座から取り出し、布のたるみがなく均一に張れていれば、ベースとなるくるみボタンの完成です。
【プロ級の仕上がり】裏側の綺麗な処理法と両面貼り合わせのテクニック

くるみボタンストラップを自作する際、多くの方が悩むのが「裏面の仕上がり」です。既製品のように美しく見せるための裏側の処理テクニックには、大きく分けて2つのアプローチがあります。
1つ目は、フェルトやレザー調シートを貼り付ける方法です。裏蓋金具の凹凸に合わせて丸く切り抜いたフェルトを、強力な手芸用ボンドで貼り合わせます。これにより金属部分が隠れ、肌触りも優しくナチュラルな印象に仕上がります。フェルトの色を生地のベースカラーと同系色にするか、あえてコントラストを効かせた差し色を選ぶことで、後ろ姿もお洒落に演出できます。
2つ目は、裏表の両方に柄を持たせる「両面(リバーシブル)仕様」です。この手法では、裏面の足をペンチなどで取り外したくるみボタンを2つ制作し、背中合わせにして接着します。
2つのボタンを貼り合わせる際は、上部にストラップ用の吊り下げリボンを挟み込み、フチの隙間には手芸用ブレードや細めのリボンを巻き付けてボンドで固定します。こうすることで金具の合わせ目が完全に隠れ、360度どこから見てもコロンとした丸みが愛らしい、高級感あふれる仕上がりを実現できます。
【ワンランク上のアレンジ】リボンの挟み込み・刺繍・キーホルダー展開
基本の作り方をマスターした後は、少しの工夫で市販品以上のクオリティに引き上げる応用アレンジに挑戦してみるのがおすすめです。
簡単かつ見栄えが劇的に変わるのが、リボンやレースの挟み込みです。ボタンのフチをぐるりと囲むようにギャザーを寄せたフリルレースを接着したり、ボタンの下部からタッセルやサテンリボンを垂らしたりすることで、立体感のある華やかなデザインへと昇華します。
また、無地のコットンやリネン生地を使う場合は、ボタンを仕立てる前にワンポイントの手刺繍を施す手法が根強い支持を集めています。イニシャルや小さなお花、幾何学模様をちくちくと刺すだけで、既製品にはない温もりと特別感が生まれます。
接続パーツをスマートフォン用のストラップコードだけでなく、ナスカンやキーリング、バッグチャーム用チェーンに変更すれば、鍵用キーホルダーや通学・通勤バッグのアクセントチャームとしても活躍の場が広がります。
【余り布活用&推し活】アイデア次第で広がるオリジナルグッズの楽しみ方
くるみボタンの最大の利点は、直径5〜7cm程度の小さな布地さえあれば作れる点にあります。着なくなった思い出の洋服、子どもの入園・入学グッズを作った後のハギレなど、捨てるには忍びない大切な布を実用的な小物へと再生させるアップサイクルとして最適です。
さらに現在、熱い盛り上がりを見せているのが推し活グッズの自作です。推しのメンバーカラーを取り入れたリバティプリントやチェック柄を選んだり、公式グッズのバンダナやTシャツの端切れをリメイクしたりするファンが急増しています。
透明なくるみボタンパーツの内側に推しの写真やステッカーを封入したり、レジン液を表面にコーティングしてぷっくりとした艶感をプラスしたりと、自由な発想でオンリーワンの応援アイテムを仕立てることができます。
【失敗を防ぐコツ】布の厚み調整とパーツ外れを防ぐ補強ポイント
手軽に作れるくるみボタンですが、制作時に「布が分厚くて裏蓋がはまらない」「使用中にボタンが分解してしまった」といったトラブルに直面することもあります。失敗を防ぐために押さえておくべき技術的な注意点を把握しておきましょう。
まず意識したいのが生地の厚み選びです。デニム地や厚手の帆布、毛足の長いボアなどは金具の噛み合わせを妨げるため、打ち具で押し込んでもパーツが浮いて外れやすくなります。初心者にはシーチング、ブロード、薄手のオックスフォード生地が最も扱いやすく失敗しません。どうしても厚手の布を使いたい場合は、ボタンの縁に巻き込む部分の裏地を削ぐように薄くカットするか、接着剤を併用して圧着する工夫が求められます。
また、日常的に持ち歩くストラップは摩擦や引っ張る力が加わりやすいため、組み立て時に裏蓋の内側へ手芸用多用途ボンドを少量塗布しておくのがプロの裏技です。金具同士がしっかりと固定され、バッグの中で引っかかっても不意に外れる心配が激減します。
【くるみボタンストラップ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:100均のくるみボタンキットを使う際、打ち具が固くて手で押し込めないときはどうすれば良いですか?
A1:手のひらだけで押し込もうとすると力が分散して金具がはまりにくい場合があります。安定した平らな机の上に置き、雑誌や厚紙を当てた上から体重をかけて真下へグッと押し込むか、木槌やゴムハンマーで軽く叩くように圧力をかけると綺麗にはまります。
Q2:裏面の金属ループ(足)はどうやって外せばいいですか?
A2:ペンチやラジオペンチを使い、足の根本を挟んで左右に数回ゆっくりとひねるように動かすと、金属疲労で簡単にポロッと外れます。怪我を防ぐため、作業時は軍手を着用し、破片の飛び散りにご注意ください。
Q3:雨の日や水濡れで布が汚れたりサビたりしませんか?
A3:市販のくるみボタン金具はアルミやスチール製が多く、濡れたまま放置するとサビや布のシミの原因になります。完成後に布用防水スプレーを軽く吹きかけておくか、表面に手芸用デコパージュ液やUVレジンを薄くコーティングしておくと、防汚・防水性が大幅にアップします。
まとめ:お気に入りの布を日常のアクセントに変える手作りの魅力
身近な100円ショップの材料だけで、短時間で驚くほど完成度の高い作品に仕上がるくるみボタンストラップ。裏側の丁寧な処理やリボンのアレンジを施すことで、チープさを一切感じさせない上質なオリジナルアイテムが完成します。
引き出しに眠っている思い出のハギレを活用するもよし、推し活の新たな相棒として色鮮やかな作品を生み出すもよし。まずはダイソーやセリアのお手軽なキットを手に取り、自分だけのお気に入りを形にしてみてはいかがでしょうか。 (出典: くるみ ボタン ストラップ(Yahoo!ニュース))